公園など多くのこどもが集まる場所において、わが子が他の子たちよりも甘えん坊で、「うちの子、大丈夫かな?」と少し心配になってしまうことがありませんか?
ご安心ください。
実は、その甘えん坊な性格が、こどもの自立に向けてとても大切な役割をしています。
ここでは、甘えん坊であるわが子が、自立できるのか・・・と不安になっているママとパパ向けに解説していきたいと思います。
自立の第一歩は甘えん坊であれ!
プレゴールデンエイジと呼ばれる1歳から3歳のこの時期は、お子さんにとって大きく発達する大切な時期です。お子さんが甘えん坊であることは、実は自立への大切な一歩なんです。
では、なぜ甘えん坊な性格が自立につながるのでしょうか?
ママとパパが安全基地
お子さんがママとパパに甘えることで、こどもにとっての「安全基地」が確立されます。
この安心感があるからこそ、お子さんは新しいことに挑戦しやすくなります。
たとえ失敗してもママとパパが安全基地であることが、安心して新たなことにチャレンジすることができるのです。
自信の育成
お子さんが甘えることで受ける愛情やサポートは、お子さんの自信を育てることに関連しています。自信がつくことで、新しいことにチャレンジでき、成功と失敗を繰り返すことで自分を信じる力が育まれ、自立への一歩となります。
社会性の発達
お子さんがママやパパ以外にも甘えることで、お子さんは人との関わり方を学びます。
これは、先生や友達にこころを開き、自分を主張することで社会の中で自分の居場所を見つける大切なことです。
コミュニケーションの基礎を学ぶことも、自立への第一歩です。
こころのコントロール
甘えん坊のお子さんは、自分の感情を上手に表現する方法を甘えることで自然と学んでいます。
感情をどう管理していくかをママとパパとのコミュニケーションの中で学びます。
こども自身が自分を理解することが、自立していく上で大切なスキルになります。
問題解決のチカラ
甘えん坊な行動には自分の力で可決しよう!というこどもの考えを表現したものになります。
こどもが抱える日々の問題は大人にとっては些細なものですが、こどもにとっては大きな問題です。
「こどもながらも解決しよう」と思ったことが「自分ではできない」からママやパパに甘えて「やってもらう」という答えになったと思うと、愛くるしくありませんか?
小さなことでも、自分で解決しようとする力が、将来、自立したときに直面するより大きな問題に立ち向かう行動力となります。
まとめ
ママさんパパさん、お子さんが甘えん坊であることに不安を感じる必要はありません。
甘えん坊な性格が、自立へと大切な一歩なのです。
この大切な時期に、愛情いっぱいのサポートをしてあげてください。
ママとパパの愛情が、お子さんの自信と自立につながっていることを忘れないでください。
お子さんは「甘え」と「反抗」を繰り返しておおきく成長していきます。
甘えん坊のメカニズムを知ることで、こころ穏やかに育児ができませんか?
ママとパパが健全であることが育児には大切ですし、お子さんの成長にもとても大切であることを忘れないでください。
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