わたしたち親が子供の成長をサポートする上で大切なことは、プレゴールデンエイジとゴールデンエイジの期間にこどもの発達にどれだけサポートできたかとういうことです。
こどもの成長にとってとても大切な期間に、親が何をこころがけサポートすることができるかを理解することがとても重要になります。
このブログを通じて、プレゴールデンエイジとゴールデンエイジをもつ親の多くのご両親に何かお役に立てたならと思います。
きっとお子さんに合ったサポートができると思っています。
プレゴールデンエイジ(0歳から3歳)のソトアソビ
0歳から3歳の子供にとって、適切な遊びや運動はこどもの発達を促進し、健康的な成長をサポートする重要な役割があります。
体力が向上し、生活リズムが整うことによって、様々な発達に良い影響を与えます。
具体的な運動や効果についていくつか紹介します。
身体的な発達
大きな筋肉の発達
屋外での遊びや運動は、走る、跳ぶ、登るなどの活動を通じて大きな筋肉の発達を促します。これにより、子供の身体的な強さや柔軟性が向上し、運動能力が向上します。
バランスと協調性の向上
遊具や障害物を使ってバランスを取ったり、障害物を乗り越えたりすることで、子供のバランス感覚や協調性が向上します。
感情の発達
ストレス解消
屋外での遊びは、子供にとってストレス解消の場となります。自然の中で遊ぶことはリラックス効果があり、子供のストレスや不安を軽減します。
自己肯定感の向上
成功体験や新しい挑戦によって、子供の自己肯定感が向上します。屋外での遊びや運動は、子供が自信を持つ機会を提供します。
認知能力の発達
観察力と探求心の育成
自然の中で遊ぶことは、子供の観察力や探求心を刺激します。様々な物や生き物を見て触れることで、子供は自然界に興味を持ち、新しいことを学ぶきっかけとなります。
空間認識の向上
屋外の環境で遊ぶことで、子供は自然な形で空間認識能力を発展させます。例えば、障害物を回避し、物理的な障害を克服することで空間的な理解が深まります。
ゴールデンエイジ(3歳から6歳)のソトアソビ
3歳から6歳の期間はこどもの学習と発達の急速な時期であり、多くの基本的なスキルが形成されます。言語の発達、社会的なスキルの習得、感情の理解、基本的な数学的概念の獲得などが特に重要となり、この時期には、遊びを通じて学ぶことで子供たちは好奇心旺盛に探索します。良好な学習環境や親や教育者のサポートが、子供の成長と発達に大きな影響を与えます。
具体的な運動と効果についていくつか紹介します。
身体的な発達
屋外での遊びや運動は、子供の筋力、持久力、柔軟性、バランスなどの身体的な能力を促進します。
また、登り棒などの遊具を使って登ったりぶら下がる遊びは、筋力とバランス感覚を発達させ、ボール遊びや走り回ることは、持久力や協調性を向上させます。
感情の発達
屋外での遊びは、子供の感情を表現し、自己制御を学ぶ機会を提供します。
自然の中で遊ぶことは、リラックスやストレス解消に役立ち、子供の感情の安定に寄与します。
グループでの遊びや競技は、チームワークや友情を育む機会を提供し、子供の社会的なスキルを発達させます。
認知能力の発達
屋外の環境は、子供の想像力や創造性を刺激し、問題解決能力を向上させ、自然の中で遊ぶことで、観察力や推論力を発達させ科学的な興味を喚起します。
また、環境の変化や異なる地形の探索は、空間認識能力や方向感覚を発達させます。
言語の発達
屋外での遊びは、子供が新しい言葉や表現を学び、語彙を豊かにします。
また、グループでの遊びは、コミュニケーション能力を発達させ、子供がおともだちとの交流を通じて言語スキルを向上させます。
保育園や幼稚園に通うようになったら、「教えてもない言葉をある日突然使うようになった」なんていうエピソードがありますよね。
健康的なライフスタイルの形成
屋外での運動は、肥満や生活習慣病のリスクを減らし、健康的な生活習慣を形成するのに役立ちます。また、太陽の光を浴びることは、ビタミンDの生成を促進し、骨の健康をサポートしてくれますので、たくさんソトアソビができる環境や機会をつくってあげることが望ましいといえます。
こうやってソトアソを通してカラダを動かすことで、こどものカラダもどんどん幼児体系から引き締まった体系へ変化がみられるようになってきます。ちょっと寂しい気がしますが、子供たちが少しずつ自立しやれることがどんどん増えてきますので、手がかからなくなり、親のライフスタイルにも変化が表れてきます。
まとめ
子供たちの成長を支える「プレゴールデンエイジ」と「ゴールデンエイジ」の大切な期間に、遊びや運動が果たす役割は計り知れません。
ソトアソビは子供たちの身体的な強さと、こころの豊かさを育みます。私たち大人は、こどもたちが健康的なライフスタイルを形成する土台造りをサポートし、遊びを通じて、学び・成長する豊かな環境造りを心がけていくことが必要ではないでしょうか。
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